子どもの社会性を育むために、保育園で集団保育を経験させたい。
そう感じている親御さんは多いのではないでしょうか。
実は子どもの社会性は、家庭でも育まれています。
今回はその一例をご紹介したいと思います♪
社会的参照
子どもが何かをしようとするとき、ふと、親の顔を見ることはありませんか?
「これであそんでいいの?」
というような表情で見つめているかと思います。
これは社会的参照(しゃかいてきさんしょう)といって、親の顔を見ることで、「安全か危険か」「良いか悪いか」の判断をしているのです。
たとえば、子どもが安全なおもちゃであそぼうとしている時には、親はにこにこした表情で見守っていると思います。
しかし一方で、さわってほしくないものだと、「ダメだよ」「あぶないよ」と顔をしかめたり、声色を変えたりして子どもに伝えていると思います。
子どもはそんな親の様子を見て、「これはあそんでいいんだ」「これはダメなんだ」ということを判断し、自分の行動を決めているのです。
社会で生きていくためには、「他者」との関わりは必要不可欠。
相手の様子から感情をくみとり、自分の言動や行動を決めていくことも時には必要です。
それが社会性のひとつ。
この社会性は、日常の中で自然と行われている親子のコミュニケーションによって、育まれているんですね(^_-)-☆
ちなみに、「ダメだよ」と言っても聞かないことがあるかと思います。
ダメなことをすることで、親にかまってもらえると感じていたり、親の反応をおもしろがっていたりします。
そんなときは
・単純に、さわってほしくないものは子どもから遠ざける。
・子どもがおもちゃであそんでいるときに、たっぷりとかまってあげる♪
こんな感じで対応してみてはいかがでしょうか?
何かの参考になれば幸いです♪
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